社員インタビュー
社員インタビュー
国際税務グループ
会計チーム
N.Aさん / 入社1年目
明るい会計事務所です!
- 資格って必要ですか?
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日商簿記2級レベルで何とかついて行けます。資格をめざしていない人もいます。頑張って喰らいついていけば、優しい先輩たちがいろいろと教えてくれるので会計の知識は確実につけることができます。税理士を目指している人から教わることが出来るので凄く勉強になります。
- 職場の雰囲気はどんな感じですか?
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会計事務所は暗いイメージでしたが、思っていたより気さくな人がほとんどなので安心しています。仕事はひたすらパソコン見ている感じです。お茶コーナーでばったり出会う他の部署の人と話して気分転換しています。みなさん和やかな人ばかりで、お菓子交換する仲間がたくさん出来ました。
- 外資系企業の経理業務は未経験でも大丈夫ですか?
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何とかなります。最初は英語の勘定科目を覚えるのが大変でした。でも徐々に慣れるので心配する必要はありません。仕訳は簿記検定で出てくるようなものばかりです。どこの企業も販売管理費が多いので 最初は先輩が難易度の低いものや、慣れるように前月の複写をして少し修正するようなものから仕事をふってくれます。だんだんやっていくうちに英語の勘定科目名や仕訳がしっくり頭の中で馴染んできます。
私は朝の方が集中できるタイプなので、早めに出勤するようにしています。
まだ新入社員なので前日経理したクライアントの仕訳の復習から一日を始めます。クライアントはすべて会社ごと、使用する勘定科目名が違うのでその復習をします。また仕訳については特に消費税の判断について重点的に復習します。クライアントは全て外資系企業なので、どの会社も必ず海外出張があります。そのため立替経費は考えることがたくさんあります。また国内で行った取引なのか、それとも海外で行った取引なのか。請求書や契約書を読む復習もきっちりやるように心掛けています。
毎月数社新規クライアントの発表があるので、「来るな」と思っていたらとうとう担当に付けられてしまった...
先輩が担当したクライアントを引き継ぐとだいたい8割の仕訳は複写で済みます。しかし新規クライアントはまっさらなので何も複写できない。クライアントの勘定科目表とにらめっこ。時間はどんどん過ぎていく。最近通帳の入出金の動きは新規クライアントでも分かるようになりました。でもそのクライアントで始めてやる取引で、限られた勘定科目から選ぶのはまだ大変で間違えることが多いです。先輩から修正の指示がたくさん戻ってきて、その対応でほとんど午前中の時間を費やしてしまいます。
コートを取りに行ったときにロッカーで会った人とランチにいくことが多いです。思っていたより美味しい御飯やさんが近くに多い。ちょっと高めですが、私のおススメは居酒屋の生姜焼きです。20人くらいしか入れないお店なので大勢より誰かと二人で行くことが多いです。
最近私が担当するE社、D社、A社が立て続けに登記簿謄本の内容について変更事項が発生。外資系企業は設立後直ぐに住所変更や資本金が変わることが多いです。その度に国税と地方税の所轄税務署へ異動届出書を提出する必要が発生します。今回一番てこずったのはD社。合同会社の職務執行者の変更があったにも関わらず、クライアントから預かった謄本には住所変更しかなく、新しいものを取得する必要がありました。自分で謄本を取得。結局住所を変更する前の管轄から閉鎖事項全部証明書を取り寄せる必要が発生しました。我々の職場では経理だけでなく、こんな仕事もあるんです。
事務所ではクライアントから会計ソフトの指定がない場合は、クラウドの会計ソフトGlaisaousを利用しています。日本語と英語に画面表示を切り替えられるので、このクラウド会計ソフトを利用するケースが最近はほとんどです。こちらはERPソフトなので、設定作業が複雑のため3名がソフトウエア委員としてアサインされています。私もその一人。パスワードリセット、パスワードロックの解除、新規機能の説明、さらにはレポートをある程度カスタマイズ出来るので科目登録が複雑です。BSのどの位置、PLの位置にすると適正な表示になるのか、簿記検定を勉強した内容の確認にもなっています。