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第6回号 フリーレント契約、退職給付債務の割引率、陳勝

1.税務(税務通信から改編)

わが国でもオフィスビルの賃貸契約でフリーレント契約が一般化するようになっている。
この場合、賃貸側の税務上の処理は次のようになる。
1)契約内容上、中途解約できないものである場合は、総賃料をフリーレント期間も
含めた契約期間で按分した金額を、各事業年度で一律に収益計上する。

2)中途解約は可能であるものの、解約した場合には3か月分の賃料相当分を
払うとする契約内容の場合は、解約時に支払われる賃料相当額は違約金と同等であると
考え、フリーレント期間は何も計上せず、解約時の収入を違約金として収益計上する。

2.会計(経営財務から)

かねてIASB案では退職給付債務の割引率は期末時点の優良社債の市場利回りとし、そのような社債に関する資本市場が存在しない場合には、例外的に国債の市場利回りを用いることを要求している。IASBは改定案を公表し、この国債の市場利回りの使用する例外規定を削除した。
ASBJでもこの考えを受けて、今後は国債を採用することはなく、優良社債を用いることで
IASBと実務的には歩調を合わせることとなるようである。

3.今週の名言

「燕雀(えんじゃく)安(いず)くんぞ鴻鵠(こうこく)の志を知らんや」
(陳勝)

この文章を見ると高校の漢文の授業を思い出します。 大意は、小人には大人の志はわからないものだということですが、秦帝国が滅びるきっかけとなった陳勝・呉広の乱の首謀者の一人陳勝が言ったとされる名言です。耳に心地よいリズムと2重否定文で、出典は忘れてしまっても、この名言は今でもよく引用されると思います。



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