日経ヴェリタス掲載記事~「IFRSの本質見て」会計士警鐘~
2010年8月15日付の日経ヴェリタスに「IFRSの本質見て」会計士警鐘と題して、弊事務所代表である永峰のIFRSに対する本質論が紹介されました。
昨今のIFRS関連セミナーでは、個別論点の日本基準との違いをテーマとしたものが多数開催されている中で、このような状況が企業の経理担当者等にとっては、そもそもIFRSとはどんな基準なのか、といったIFRSの本質を理解する妨げになっているのではないかと言われています。
各論の詳細を見る前に、改めてIFRS(International Financial Reporting Standards)のタイトルそのものを見てみましょう。これを日本語に直訳すると「国際財務報告基準」となり、そこに「会計」の二文字は含まれおりません。ところが、これを「国際会計基準」と訳してしまうならば、IFRSが従来の会計基準と同じ考え方なのではないかとの誤解を生むことにもなりかねません。
IFRSはその名前の通り、「財務」すなわち「ファイナンス」の理論を中心に開発された基準であり、すなわち、従来の会計原則とは全く趣を異にするものである、という意識をもってこれに臨むことが重要であると考えます。つまり、IFRSをベースとして作成された完全な一組の財務諸表が一体何を表現したいのか、という本質の理解が今だからこそ重視されるべきであると考えます。
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