第21回,DES,ナポレオン・ボナパルト
1.税務
DESにおける債務者の税務処理について
Debt-Equity-Swap(DES)とは債権者が債権を現物出資して資本金に
変更する手続で、実務的には債務者が過剰債務を抱えた場合の
再建方法の一手法として用いられる。
わが国で事業活動を行っている外資系企業の日本子会社においても、
近年、多額の親会社への債務を解消する方法としてDESの採用が
検討されることが間々ある。
この場合、債務者側の税務上の注意点としては、現物出資の
一形態であるDESにより増加する資本金等は債権の時価によって
評価しなければならないということである。
ゆえに、法人税法上では、債権の時価評価額をもって資本金等の
額を増加させるとともに、債権の額面と時価との差額を債務消滅益
として益金の額に計上しなければならない。
例)親会社からの借入金200M円(帳簿価額)について、DESを
実施し、新株を発行した。当該借入金の時価は10M円である。
→
借入金 200M
資本金 10M
債務消滅益 190M
会計上も会社法によって増加資本金等の額は払込金銭および
給付資産の時価とされたため、時価評価により会計処理が必要である。
2.会計は休み
3.今週の名言(世界の名言100選から)
事物の中で最悪なのは決断できないことである(ナポレオン・ボナパルト)
19世紀初頭を飾った世界的規模の英雄はナポレオンであることに
異論はないはずです。身近なところでも民法典の編纂、メートル法の
採用、缶詰(瓶詰)の発明、右側通行の採用や有名なレジオンドヌール勲章の
創設などがあるそうです。
しかしながら、やはり彼を英雄たらしめたのは実行力なのだと思います。
その意味でこの言葉はまさに彼の実行力に裏打ちされている言葉だと思います。


