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IASBが金融負債の公正価値オプションに係る公開草案を公表

2010年5月11日

国際会計基準審議会(IASB)が、金融負債の公正価値オプションに係る公開草案を公表しました。

本公開草案は、企業が金融負債を公正価値で測定する方法を選択した場合に、当該負債の信用リスクの変動から生じる損益の変動が直感的に相いれないものであり、投資家にとって有用な情報を提供するものではないという考え方に対応した提案となっております。

そのため、金融負債の公正価値評価において、これまで信用リスクを含めた公正価値の変動による損益は純損益として認識されていましたが、今回の提案では、信用リスクに係る公正価値の変動はその他の包括利益で認識すべきであるという内容になっています。

今回の公開草案について、IASBの議長であるDavid Tweedie卿は次のようにコメントしています。

「金融資産と金融負債を同じように取り扱うという論理的な議論がある一方で、信用の質の低下に直面している企業がこれに対応した巨額の利益を計上できることは、それを有用な情報を提供している会計処理と断定することは難しい。特に、そのような情報は往々にして財務モデルから除外されているといった投資家の話を聞く場合にはなおさらである。」

なお、本公開草案に対するコメントの提出期限は2010年7月16日までとなっております。
詳しくはIASBホームページをご覧下さい。



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