第14回 のれん償却、外国法人税、ルイ・パスツール
1.会計(経営財務のデータを基に筆者意見)
2010年1月15日開催の企業会計基準委員会ではのれん償却の
検討が行われた。検討会はのれんについて「費用収益対応原則」から
償却賛成と「コンバージェンス」から償却反対とに分かれたとの
ことである。
筆者の意見は、結論は償却すればIFRSとの整合性が取れないこと、
すでにIFRSへ移行することは我が国の合意になりつつあるのだから、
償却賛成という意見がどうしてでてくるのか疑問である。
そもそもIFRSはファイナンスのDCF概念に基軸をおく直接資本市場を
意識した財務報告基準であるから、のれんを償却しないのは理論的根底に
根ざしており、すでに会計のフレームワークを従来の会計からIFRSに
かじ取りしたならば、このような議論が不毛なことは明白、議論することすら
無意味ではないか。 つまり、賛成派は結局のところ、IASBに乗り込んで
自説で相手を説得するくらいでないと実現不可能であろう。
2.外国LLCに関する外国法人税の扱い(ソース:T&A)
国税庁は、剰余金の配当等の計算の基礎とされる金額を課税標準として課される外国法人税に、
外国法人に該当するLLCの所得のうちに、その所在地国において構成員である
内国法人に帰せられるものとして計算される金額に対して課される外国法人税が
含まれることを明確化した(法人税法基本通達9-5-5)。
3.今週の名言(ソース:世界の名言100選)
偶然は準備のない者には微笑まない(ルイ・パスツール)
私も馬齢を重ねるにつれて、上の言葉はその通りだなぁとうなずけるように
なってきました。 世の中、自分で道を切り開くしかなくて、その過程に
偶然があるのでしょうね。


